焼きもの|皿・飯碗・マグカップ・水注
倉敷青木窯(三宅康太)
くらしきあおきがま(みやけこうた)
2024年、羽島の青木山のふもとに開いた窯。酒津の土を混ぜた粘土で、縁に押紋をめぐらせた日々の器
基本の情報
| 拠点 | 倉敷市羽島(青木山のふもと)[s1] |
|---|---|
| 運営 | 倉敷青木窯(窯元 三宅康太)[s1][s3] |
| 創業 | 2024年の早春に開窯[s1] |
| つくり | 羽島の窯で、酒津の土と西条の土、石見の白土を混ぜた粘土を、石膏型やろくろで形にし、押紋やイッチン、流し掛けで仕上げて焼く[s1] |
| 公式アカウント |
代表的な商品
| 呉須釉押紋七寸平皿 | 外径約22.5cm、高さ約2cm、約680g8,470円(取扱店 FRANK暮らしの道具の表示、税込)[s4] |
|---|---|
| 飯碗 大 | 外径約14cm、高さ約8.5cm、約410g5,170円(取扱店 FRANK暮らしの道具の表示、税込)[s5] |
| 呉須釉イッチン筒型マグ | 容量約260cc、約330g5,500円(取扱店 FRANK暮らしの道具の表示、税込)[s6] |
買える場所
| 取扱店 | FRANK暮らしの道具(岡山市。通販あり)[s7][s8] |
|---|
贈りものとして
| ギフト包装 | 取扱店 FRANK では、ギフトラッピング(箱入り550円、簡易330円)を頼め、慶事と贈答ののしにも応じる[s9] |
|---|
倉敷の焼きものに、新しい名前が一つ加わった。2024年の早春、羽島の青木山のふもとに開いた倉敷青木窯だ[s1]。窯元の三宅康太さんは、自分を陶芸家ではなく「陶工」と呼ぶ[s1]。倉敷の古い窯の何を受け継いで、新しい器をつくっているのか。
一枚の押紋の皿から
三宅さんが陶芸の道に入ろうと決めたのは、2017年だ[s1]。きっかけは、倉敷堤窯の武内真木さんが焼いた、押紋の皿だった[s1]。
弟子入りを頼んだが断られ、紹介された島根県の森山窯で修業した[s1]。森山雅夫さんは、河井寛次郎の最後の弟子として知られる陶芸家だ[s1]。そこで押紋をはじめ、さまざまな技を学び、故郷の倉敷で窯を開いた[s1][s10]。取扱店は、2022年に閉じた羽島焼の窯元があった場所に開いた窯だと紹介している[s8]。
酒津の土を混ぜる
粘土は、酒津の土と西条の土、石見の白土を混ぜてつくる[s1]。酒津の土は、修業のころから休みを使って自分で掘ってきたものだという[s1]。酒津と倉敷の窯の移り変わりは、きほんの話「酒津焼から始まる、倉敷の窯」にまとめた。
器は石膏型やろくろで形にし、押紋やイッチン、流し掛けといった技法と、数種類の釉で仕上げる[s1]。押紋は、模様を彫ったローラーで縁を押し固める技法だ[s1]。石膏型でつくると縁が切れやすいので、押し固めて縁切れを防ぐ役目もある[s1]。
ふだん使いを考えて、粘土の割合や釉、焼く温度を工夫し、電子レンジにも使える器にしている[s1]。取扱店は、温め程度なら電子レンジやオーブン、食洗機も基本的に使えるとし、電子レンジやオーブンは器をよく乾かしてから使うよう添えている[s4][s5][s6]。
皿か、飯碗か
岡山市の取扱店 FRANK暮らしの道具では、縁に押紋をめぐらせた呉須釉の七寸平皿が8,470円(税込)[s4][s7]。外径約22.5cm で、約680g ある[s4]。飯碗の大は外径約14cm、約410g で5,170円、イッチンで模様を描いた筒型のマグは約260cc 入って5,500円(どちらも税込)[s5][s6]。
縁の押紋を見たいなら、七寸の平皿がわかりやすい。毎日手に取るなら、飯碗かマグから選ぶといい。手仕事なので、大きさや重さには個体差がある、と取扱店は書いている[s4]。
どこで手に取るか
公式のサイトや通販は見つからない。工房の見学はいまは受けていないと、窯元は案内している[s3]。器は、FRANK暮らしの道具のような取扱店で手に取れる[s8]。FRANK では、箱入りや簡易のギフトラッピング、慶事や贈答ののしも頼める[s9]。2026年の夏には、福岡県太宰府市で作品展も開いている[s10]。
倉敷民藝館は2025年度、この窯の水差を収集している[s2]。民藝館で古い倉敷の器に出会えたら、新しい窯の押紋の皿と、どこが受け継がれ、どこが新しいかを比べてみたくなる。
あわせて読む
出典
掲載内容の確認日:2026年11月6日(以降に変わっている場合があります)
- s1特集63 倉敷青木窯(クラシキ文華、2025年11月4日)(倉敷市 くらしき情報発信課、2026年11月6日閲覧)
- s2令和7年度 事業報告書(倉敷民藝館、2026年11月6日閲覧)
- s3Instagram @kota_miyake(三宅康太(倉敷青木窯)、2026年11月6日閲覧)
- s4呉須釉押紋七寸平皿 01 商品ページ(FRANK暮らしの道具、2026年11月6日閲覧)
- s5飯碗 大 01 商品ページ(FRANK暮らしの道具、2026年11月6日閲覧)
- s6呉須釉イッチン筒型マグ 商品ページ(FRANK暮らしの道具、2026年11月6日閲覧)
- s7特定商取引法に基づく表記(FRANK暮らしの道具)(FRANK暮らしの道具、2026年11月6日閲覧)
- s8倉敷青木窯 三宅康太さんの器が入荷しました(2024年9月13日)(FRANK暮らしの道具、2026年11月6日閲覧)
- s9ギフトラッピング(FRANK暮らしの道具、2026年11月6日閲覧)
- s10陶芸家・三宅康太の2年ぶりとなる作品展(2026年6月29日)(Casa BRUTUS(マガジンハウス)、2026年11月6日閲覧)